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ロックが外れる

生死の境を体験をした人は幽霊が見えるようになったり、何か特殊な能力が身についてしまうことがあるらしい。人間は普段の生活で脳を100パーセント使ってはいない。平穏に生活できるようにセーブしていた力、そのロックが生死の境で壊れてしまったからそのような事が起こるのだ。

 

自分の能力を向上させるため、己を追い込み、疑似ひん死体験により脳のロックを外す行為が、俗にいう修行なのである。滝行、断食。メンタルという面では一人焼肉、一人ディズニー等があげられる。

 

近所で花火大会があった。何十万人規模だそうで、それが大会としては大きいのか小さいのかも分からないが、カップルがすごく集結する日なのは確かだ。僕はここに住んでからというもの、用事もないのに実家に帰ったりしてこの日を避けて来たのだが、今回は夜勤のタイミングでなんかどこにも行く気にもなんないしと、引きこもりを決め込んで寝ていた。

 

ドーン!と音がして窓ガラスがガタガタ揺れて。目が覚めた。たぶんチンピラであろう人達のヒョォォーーゥ!とゆう地獄の叫びと、ロリ達のたまやー!という天使の歌声が聞こえてきて(ロリコンではない)。地元の夏祭りの事とか思い出しちゃって、隣の高校のあのコ来るかなーとか友達としゃべりながらなん往復もしたっけ。

 

あーなんかいいなーなんて思ってきちゃって。

 

どうしよう。

 

一人だけど行っちゃおう!

 

急いで着替えて、靴を履い・・・いや!コンビニ行くついでにフラっとこっちも寄ってみました感が欲しい!なんて設定で便所サンダルにしたのも周りがカップルばかりだと予想されるからである。家を出て、信号を渡って、土手に上がるとたくさんの人だかりだった。後ろからどんどん人も来るので立ち止まって次々に上がる花火を見ているわけにも行かず、空いてるスペースを探して歩き出した。(あれ?今すれ違ったのってドラックストアーの可愛いあのコじゃないですか!浴衣じゃん!隣にいるのメンズも浴衣で!楽しそうに話してますねー!あはははh)

 

家族連れの

シートとシートの間のスペースに

すぽっと立ち止まって

斜めに花火を見上げた。

なんやねん(エセ)

一言つぶやき

僕の花火大会は30秒程で終了した。

 

 

 

一人花火大会によりロックが外れたから、急にブログを始めたのだろう。